無用の用を見つめ、その想いを未来につなげ、
主体的な社会の構築に貢献いたします。
ABOUT US
無用の用に焦点を当て、その価値を見つめ直し、未来へ想いをつなげる活動を行っており、主体的な社会を築くことに貢献してまいります。不用とされるものに新しい価値を加え、魅力的なストーリーを生み出し、持続可能な環境や社会の実現を追求しております。環境に優しいアップサイクル活動など、幅広い活動で皆様の想いを形にするサポートをしています。
代表挨拶
今すぐ結果が出ないことでもそれは大切な宝物
和田 憲
2002年頃、私は建築会社でファシリティマネージメントの部門におり、
お客様にお渡しした建物の維持管理をしながらお客様へ建物の運営のパートナーとしてご提案をしておりました。
のちに、施工中の建物の品質管理の部門に異動したのですが、このことがきっかけで大切なことに気がつきました。
「失敗」と「信用」について
建物は時間とともに劣化します。雨漏りがしたり、壁にひびが入ったり…。
建物の品質については、お客様にお引き渡したのちに建物が解体されるまで、評価は継続します。
例えば、コスト、工期に対し品質がおきざりになっている案件があってもプロジェクト完了時 (お引き渡し時) には見えません。
でも、その結果は必ず時を経て表出することを思い知ることになりました。
建物引渡し時に、もし隠れた失敗があってもわかりません。
その建物の品質に関する評価は、プロジェクト完了時点では本当は評価はできないのです。
では、なぜ建物をお引渡しできるのか。そこにはあるのは「信用」でした。
引き渡し時に見えない「失敗」、それがないことは「信用」で担保されています。
人は目にみえる結果に対しては敏感になりますが、忘れたころにやってくる結果に対しては、その対処がついつい疎かになります。それがが人間の性(さが)です。そして、品質管理とはある意味その人間の性 (さが) との闘いになります。
大切なこととは
私が気が付いたのは、
すぐに結果がでない、見落とされる、あるいはいろんな制約で置き忘れられることを大事にすることが、とても大切なことであること。
そして、すぐに結果にでないことこそが、信用を継続させるための宝物であること。
これは、いままでの社会、これからの社会にとっても同じことが言えるのではないでしょうか。
すぐに結果にでないことを疎かにすることが大きなリスクになります。地球環境の異変は、それに対応することですぐに結果がでないことに対するリスクの発現ではないでしょうか。
私たちはすぐに結果がでないことを見つめていきたいと思っています。
そして、その価値の再構築を通して、新しい社会へ貢献していきたいと考えています。
新芽
「無用の用」から生まれる新しい何か。「失敗学」から得られる主体性・人間関係。
車輪&果実
車輪から「循環」をイメージ。人・環境・モノ・ コトの循環、SDG’s / ESG、リサイクル、人の輪。
轂(こしき)=空間
轂には「集まる」の意もあり。人が集まる。情報が集まる。笑顔が集まる。コミュニティの役割。
無用の用
三十の輻 (ふく) は、一轂 (いっこく) を共にす。其の無に当たりて、車の用有り。
(三十本の(車輪の)矢は―つの轂 (こしき) を共有している。轂の中の空洞があることによって、車としての働きがある。)
故に有の以つて利を為すは、無の以つて用を為せばなり。
(それゆえに形あるものが役に立つのは、何もない無の部分が役割を果たすからである。)
老子「無用の用」より